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執筆者の写真運営 のるーと

近隣市と連携した運行へ 長野県松本市2地区で「のるーと松本」運行開始

更新日:2023年10月25日


長野県松本市において、2023年10月より「のるーと松本」の実証運行が開始されます。


松本市さまは、地域公共交通を「地域インフラ」として位置付け、制度設計やマネジメントは行政が主体となり、運行・運営は民間事業者に任せるという「公設民営」の基本方針のもと、住民の移動をシームレスに担える持続可能な地域公共交通のリデザインに取り組んでこられました。

このたび、公共交通空白地帯の多い2地区(寿エリア・梓川エリア)を対象に、地区内や市街地への移動の利便性を担保しつつ地区特性に応じた細やかなシステム設計が可能なこと、WebアプリやLINEでの予約や決済方法のクレジットカード決済など公共交通DXに対応できること、そして将来的に「のるーと」を運行中の隣接市、塩尻市および安曇野市との相互乗り入れが実現しやすいことなどを評価いただき、弊社「のるーと」システムを採用いただきました。


運行開始の10月より市境を超えた相互乗り入れとして「のるーと塩尻」から松本市寿地区への乗り入れ、「のるーと松本」梓川地区から安曇野市への乗り入れを開始します。


導入にあたって弊社ネクスト・モビリティは、狭隘道路を考慮した運行ルート生成のためのシステム構築および運行の安全性・効率性も重視した提案・助言、配車・予約システムやLINE予約機能の構築、運行にあたっての地元交通事業者さまへの現地トレーニングなど、これまでの他地区支援実績や自主運営事業の知見を活かしサポートしてまいりました。

運行開始後におきましても、弊社での自主運行や他地区での導入・運行を通じて積み上げた経験・ノウハウを活かし、同市での社会実装および鉄道を含めた他交通や隣接市への高い接続性を実現するMaaS構築に向け総合的な支援を続けてまいります。



長野県松本市におけるAIオンデマンドバス「のるーと松本」の概要


■事業主体:長野県松本市

■運行事業者:アルピコ交通、平成交通

■実証運行期間:2023年10月2日〜2023年3月29日

■運行時間:平日 午前9時~午後5時(土日祝日、年末年始は休業)

■予約方法:専用アプリ、松本市公式LINE、電話

 ご乗車日3日前から乗車直前まで予約可能

■車両台数:4台(両地区各2台)

■運賃:1乗車300円(未就学児は無料)


のるーと松本実証運行開始のお知らせ

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