導入事例

【鹿児島県および離島初導入】鹿児島県南種子町にて町内全域を結ぶ「SPACE TOWN・のるーと南種子」の実証運行を開始

 鹿児島県熊毛郡南種子町にて、2025年4月1日より「SPACE TOWN・のるーと南種子」の運行を開始されました。南種子町は種子島の南部に位置する町であり、鹿児島県および離島での運行は弊社のるーとサービスでも初導入です。

 南種子町さまでは、コミュニティバスの運行を続けてこられたものの、町内が広く住宅地が点在する地理のため、定時定路線の運行では帰りの時間が合わないなどの理由により利用が低迷していました。また空港にて飛行機の発着時間に合わせた効率的な運行を行い、観光客にとっての利便性を高めていく意向もあられました。これらの課題を解決するため、今回、弊社のAI活用型オンデマンドサービス「のるーと」を採択いただきました。

 今回の実証にあたり、タクシーのように呼んだ場所・必要な場所で乗り降りできる「ドアtoドア」運行方式をとりつつ、主要施設ではバス停(ミーティングポイント)も設置し乗降地点を集約し、空港へ向かう路線は定時定路線で運行するなどハイブリッド式の運行を取り入れ、乗り合わせを増やす工夫をおこなっています。また、空港から町へ向かう際は、飛行機の遅延を考慮した運行形態とし、観光客が好きな場所で降りることもできるようになっています

 また、町内の主要施設にのるーとの予約専用端末を設置し、町の特徴でもある宇宙やロケットのデザインを車両ラッピングやリーフレット、バス停標識に取り入れるなど、のるーとの認知度・予約の利便性を高める施策を実施しました。

南種子町_バス標識デザインとステップ・手すり付き車輌

本導入に際し弊社ネクスト・モビリティでは、アプリおよびLINE予約・配車システムの提供、前述のような運行方式の助言、高齢者が乗降しやすいステップや手すりを配備した車輌の調達支援、運行にあたっての交通事業者さまへの現地トレーニング、乗降拠点の提案・助言・制作、住民周知用のパンフレット制作など、これまでの他地区支援実績や自主運営事業の知見・目線を活かしサポートしてまいりました。運行開始後におきましても、これまでの経験を活かし引き続き、実績把握や各種改善活動を総合的に支援させていただきます。

SPACE TOWN・のるーと南種子 運行開始式典の様子

■鹿児島県南種子町における「SPACETOWN・のるーと南種子」運行概要

■事業主体:鹿児島県 南種子町
■運行開始:2025年4月1日(火)〜
■運行エリア:南種子町 町内全域


■運行時間:町内エリア 平日 8:30〜16:00 (土・日・祝日は運休) 
      空港エリア 月〜日まで 種子島空港発着便に合わせて運行

■予約方法:事前に会員登録の上、アプリ、LINEまたは電話で予約

■予約受付時間: アプリ・LINE 24時間可 / 電話 9:00〜17:00(平日のみ)

南種子町:SPACE TOWN・のるーと南種子

http://www.town.minamitane.kagoshima.jp/life/3.html

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